本日の肥満糖尿予防メニュー
切り干し大根の酢の物
ピーマンとあげのナンプラー炒め
ワカメとエノキの味噌汁
鯵の干物・そら豆
人参の明太マヨ
元肥満人だからこそ、断言します。肥満人はジムに通ってはいけません。
『肥満人がジムで運動していても見苦しいだけ』そんな意地悪・悪口ではなくて。
肥満人こそ食生活の改善が第一なので、わざわざジムで運動しなくていいです。食生活の改善を疎かにしたままで、ジムで運動しても。痩せるのは一時的でリバウンドする可能性が高いです。
運動すると普段より、お腹がすきます。人間の身体はそういうふうに出来ています。
それを少しでも、和らげるためには血糖値をコントロールするしかないです。
私も肥満人だった頃、痩せようと思って登山をしていました。夫に作って貰った『おにぎらず』を山で食べると、めっちゃ美味しくて。
登っている最中に低血糖になったらダメだからと、チョコやキャンディーも持参して。
いくら登山をしていても、これだけ糖質を摂ったら痩せるわけないです。当時の私は血糖コントロールの知識が全くなく。とにかく運動すれば痩せると思い込んでいました。
そもそも運動不足が原因で肥満になる人はいません。
『筋肉が落ちて代謝が下がったから太った。だから運動して代謝をあげれば、これまで通りの食生活でも痩せる』
と解釈してしまう人もいるでしょうが。これは大きな間違いです。
筋肉の代謝って、タカがしれています。それよりも重要なのは血糖値にまつわる代謝であって。脂肪を食べたら脂肪が付くわけではなく、脂肪の原因は糖質です。
(ブランド和牛は脂肪を付けるために、ビールや米を与えられています)
私は食生活の改善をし、脱肥満(BMIが25を切ってから) してからジムに通い始めました。
そこで気付いたのは、痩せている人はそんなにいないということです。頻繁に見かけるけど、一向に体型が変わらない人が多いです。
(特に中年女性)
中年女性は、トレーニングよりもスタジオレッスンを好みます。そういう方は食生活の改善をしていない可能性が高いです。スタジオレッスン組の女性は、レッスン終了後。みんなでポカリスエットを飲んで、更衣室でお菓子の交換をしていました。
マシーン組は、持参したプロテインを飲んでいる方が多く。効率よく筋肉を付けるために糖質制限も併用しているからか、痩せている人が殆どでした。
ジムに通おうが、自宅周辺をウォーキングしようが。食生活の改善をしなければ体型は変わりません。
『運動すれば筋肉がついて代謝が上がる、だから食生活を変えなくても痩せられる』
この考えから離れられない人は、もう一度冷静になって考えて下さい。筋肉をつけるためには、それこそ糖質制限が必要です。この考えから離れられない人は、痩せたいわけじゃなく食べたいだけなんです。もっと言うと、『食べること依存』に陥っている可能性が高いです。
私もそうでしたが。
『若い頃より食べる量は減っているのに太ってしまったのは筋肉代謝が落ちたせい、だから運動すればいい』
と考えてしまいます。
若い頃に比べて食べる量は減ったのにブクブク太ってしまうのは
①
成長期が終了
②
糖質を気にせず食べ過ぎたことによって、インスリンの効き目が落ちた
②が血糖の代謝不良です。効き目が落ちることによって、インスリン(肥満ホルモン) の分泌が増え、太ってしまうわけです。
まずは筋肉代謝よりも血糖代謝を念頭に取り組むのが、リバウンド無しで成功する秘訣です。